今日は秋分の日です。
以前書きました、二十四節気の春と秋のまん中。
今日は朝と夜の時間の長さが同じなんですね。
と言う事は、これから夜の方が長くなります。
冬に向かいますね。
その前に秋が訪れて、私達にたくさんの収穫物を
与えてくれます。
実りの秋、食べ物がおいしい時期です。
”秋の世は釣瓶落とし” って、
すぐ暗くなると言う意味です。
お茶ではいつも話しているように、季節を
取り入れて、その情景を思い起こさせてくれます。
かわいらしいデザインのお菓子だったり、
雀や渡り鳥を描いた道具など、
一目で、秋だわ~っと、わかりますよ。
個人的には、太陽が出ている時間が長い方が
好きです。 (^_^;)
日本は、太陽にも水にも緑にも恵まれています。
よくヨーロッパや、外国のカフェが席が、
店の前や裏庭にあって、そこでお茶を
いただく事が出来ますよね。
それは、長い間のヨーロッパ人の
風習なんだと思います。
暗い冬に何ヶ月も閉ざされて、
短い太陽を少しでも多く浴びようと、
屋外で過ごす習慣になって行ったんで
しょうね。
日本でも雪深い場所へ、暖かい地方の人が、
転勤などで、住み始めると、心が落ち込む事が
あると、聞いた事があります。
慣れるまではたいへんでしょうねぇ。
けれども、日本は素晴らしい風土ですよ。
どうぞ自然にも感謝して、
たまにはこんな事を考えて下さい。