今日は利休七則の説明の間に、
お茶に対して、Impressive
強い記憶といいますか、印象。
結果恥ずかしかった と思った事です。
私は長い間オーストラリアに住んでいました。
そちらでお茶も再び始めました。
その時に、日本人の先生と、
もうひとり、オーストラリア人の先生に
教えていただきました。
その人は時を私と入れ替わるように、
日本に長年滞在し、日本でしっかり
お茶のお稽古をされて来た人でした。
日本語も完璧で、日本人より日本人らしく、
お茶に熱心で、誠実にお稽古されている人です。
ある時、軸に書かれている、漢詩の意味を
説明して下さいました。
その時に、ふと
自分は何も知らないんだわ。
日本人の私に、日本の事を外国人が
教えてくれる。
知らない事を誰に教わっても、構いませんが、
いい年をした自分、外国に住んでいながら、
英語もたいしたことなく、お茶も
わかっているようで、実は全く...。
これは、応えました。かなりショックでしたね。
自分は何をしていたのかしら? などと
自問しても答えは出ません。>_<
それからですね。
お茶漬け(笑) ですよ。
週3回お稽古に行きました。
日本人だって、ひとりで着物を着られない人は
多いです。
ましてやお茶なんて、知らない人の方が
多いんですよ。
最近はテレビで、日本へ行きたい外国人を
応援する番組がありますね。
いろいろな日本の伝統工芸や文化に興味を持って
それを習いたくて仕方がない人達を
応援するんですが、
目からうろこです。
とても素晴らしい技術ですが、
このままでは衰退して行ってしまうかもしれないと
思われるような文化や芸術に外国人が
光を当ててくれます。
外国人の目を通さないと、
その素晴らしさを認識できない、自分って
と思ってしまいます。(-_-;)
お茶も一部の人達の文化になり、
外国人に教わるようになるのかもしれません。
そこをちょっと抵抗したいと思いまして。(^_^;)
ぜひ皆様に、お茶を一服。
=お知らせ=
9月21日 午後1時から 映画 日日是好日 を
放映するようです。
よかったらご覧ください。