利休七則の説明の間に
違う話もしますね。
今日は新札についてです。
お茶の世界の月謝や茶券などの基本の
お金のやり取りは、ほとんどすべて新札で
行われます。
1度も使われていない、折り目のついていない、
紙幣を常に用意しておき、なにかを購入する際は
その新しい紙幣を使います。
今時??? と言われるかもしれませんね。
だからなかなか日本はキャッシュレスに
ならないんだわ、と言われても仕方がないです。
(^_^;)
これもある意味伝統文化です。
多分お茶の世界だけではないと思いますよ。
普通に暮らしていても、
ご友人の結婚式に包むお札は少しでも綺麗なのを
入れようと思われるでしょう。
折り目がしっかり付いているお札じゃ、
使い古しのようで、おめでたい行事には
失礼じゃないかしら? とか、
日本人だったら多少は考えると思います。
どんな状態でもお札はお札ですが、
気持ちの問題ですよね。
茶道具屋さんでも大手は、おつりはすべて新札です。
皆さんの通っている教室の先生が、
どう仰るか、それはもちろん先生に従って下さい。
でも覚えておいた方が間違いないです。
お茶に限らず、冠婚葬祭 の葬以外は、
新券を包む方がいいです。
お茶を始めると、日本のおつきあいが
身について行きますよ。(笑)
丁寧にされたら、気持ちがいいですね。
バカ丁寧は行けませんが...。(^_^;)
今でもまだ、お中元お歳暮はありますし、
都度、ご挨拶があったりしますね。
最近では、マナーは親の世代でも、
わからなくなって来ていると思います。
私が詳しいか?と聞かれたら、
う~ん? と首を傾げる所ですが、
お茶のおかげで最低ラインはクリア?
出来ているかしら?
面倒だと思わないで下さいね。
あなたの振る舞いがすべてです。
こんな事も覚えて
素敵になって下さい。❤