今日は許状のお話です。
裏千家は、お稽古を始めてから、2,3ヵ月過ぎたあたりに、
先生の方から、許状申請しましょうか? と
話されます。
他の流派の事はよくわかりませんが、
お茶の許状と言うのは、その点前のお稽古を
してもいいですよ。 と言う物です。
なので、許状を免許状や資格状と勘違いを
されてしまう生徒さんもいらっしゃいます。
ここまでお稽古していいですよ、と言う資格
なので、許状の方を先に取得しないといけません。
その許状資格に追いつけるように、
皆さんお稽古に励みます。
ですので、先生からお話しがあっても
驚かないでくださいね。❤
許状は最初の”入門、小習” で充分だと思います。
これだけでもかなりの種類のお稽古が出来ます。
出来れば3年くらいは、お休みせずに
通って下さい。
ありがたい事に?(笑)お茶の初歩は予習復習が
しづらいので、ただただひたすら通って、
先生の前でお点前のお稽古をします。
それをすると、見違えるくらい素敵になりますよ。
ある人が、その時は始めてまもなかったんですが、
3年くらい経って、またお会いした時には、
所作が身についているのがわかりました。
身についた物は無駄にはなりません。
どうぞ、点前のお稽古で、所作を身に付けて
下さい。