お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

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我が家の桜です。

 

友人から頂きました。

大きな枝だったんですよ。

それを切って活けて見ました。

たった2日で満開です。

 

外の桜も東京は満開でした。

ついつい見惚れてしまいますね。

 

それにしても桜の咲く時期は風が強いです。

散ってしまうのが惜しくて、

もうちょっと静まらないのかしらと

毎年思います。

 

この数日のために1年待って

咲き誇るんですよね。

あと1週間は頑張ってほしいですね。^_−☆

庭仕事が楽しくなりました

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お花が咲いています。🎶🎶

この2日は雪が降ったりして寒かったですね。

でもでも暖かくなるとお花を見ながら庭仕事は

楽しいです。

あれこれ植えているので、

小さな新芽、これ?なに?咲く?

何を植えたのかしら?

と思い出せないんですが

可愛い芽が出ています。(⌒-⌒; )

雑草と勘違いしないようにしないと。(^^)

 

コロナも落ち着いて、今年は大寄せの茶会が

催せるようになるといいです。

 

桃花笑春風

とうかしゅんぷうにえむ

 

梅、桃の花を追うように桜が咲きます。

お稽古で

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どちらも侘助です。

でもこんなに違いますね。

 

本当に暖かな陽気になって来ましたね。

お花が咲いています。

それだけで嬉しくなります。(^^)

 

今日はお教室の話です。

 

公民館やカルチャーセンターのような

期間が決められている茶道教室ですと、

入会しやすいし、辞めやすいですね。

茶道入門にはちょうどいいと思います。

もう少し真剣に習いたいと思うと、

先生のお宅か、もしくはどこかの茶室を

借りてお稽古をしているところへ行く事に

なります。

そうなるとお稽古料も高額になる場合が

あります。

1度入門してしまうと、自分の考えていた物と

違うくらいでは、辞めづらい教室も

確かにありますね。>_<

日本の習い事は基本師弟制度です。

師の言うことには逆らえない環境が

出来上がっているんです。

なので師である先生方は自分を常に

見つめて、間違っていないか自問自答

しています。

常に謙虚でいるように心がけています。

 

でも、この制度は私から見ても現在では

無理があると思います。

 

先生方が高齢になっても師弟関係は

変わりません。

けれど年齢故に身体と相談しても

教えられない事も沢山出て来ますね。

それを補うには別の方法を考えなくては

いけません。

難しいところですが、

教室を選ぶ場合

 

一生同じ先生から習い続けるもよし、

自分のスタイルに合わせて教室を探すのも

よし、で私はいいと思います。(^^)

禅の修行のような部分があるのは

確かにそうなんですが、我慢する必要は

ないと思います。

 

ただどの先生も一生懸命教えて下さいます。

自分と合わないからお辞めになるのは

構わないですが、最後、ご挨拶は

きちんとされた方がいいですよ。

 

お茶の世界も広いようで狭いです。

どこかでお会いになる事ありますよ。

 

 

時代考証?

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雪柳と大神楽椿ですが、逆光で暗いですね。

 

私の教室では、毎回お稽古のはじめに

「Show&Tell」をします。

皆の前で話したい事、見せたい物などを

英語で発表してもらいます。

皆さんいろいろ話してくれます。

週末に出かけた話、行ったコンサート、

読んだ本、食べて美味しかったもの など。

 

生徒さんの一人が「喜多川守貞」について

話してくれました。

時代劇を見ていて、この時代の道具などが

気になったようです。

この人は江戸時代後期の大阪の砂糖商人

なんですが、

商いで大阪、京都から江戸へ

行き来していました。

この人の書いた、「守貞漫稿」と言う

関西と関東の生活、風俗、流行、暮らしの違いを

数十年かけて、絵入りでまとめたものです。

この本(資料のような)が明治中期に

古書店で発見されました。

江戸時代の生活スタイルを克明に記されていて、

今でも時代考証の時に使われているんだそうです。

 

大阪、京都と江戸の流行のちがい、

家屋のつくり、着物の柄などなど。

 

商人でなければ調べられなかったことですね。

昔は流通が悪かったから、当地で取れるものが

すべてだったので、相当違いがあったと思います。

 

今でこそスーパーに売られているものや流行は

西も東も大差はなくなりましたが、

それでも「ケンミンショー」などを見ると、

知らない風習や食べ物がありますよね。

そう考えますと、

昔は全く違っていたんだと思います。

いい本(人物)を紹介してくれました。

 

なかなか面白いところに目をつけてくれた

生徒さんで楽しかったです。(^^)

私も勉強になりました。

 

 

 

梅に鶯

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前回書きましたお菓子の続き、梅に鶯です。

こちらは今にもお軸の絵の鶯が梅の枝に

今にも飛び移りそうでしょう!

見事なお床でした。

淡々斎のお筆で

先生がわざわざこの梅の枝を求めて、

遠くのご友人のお宅まで行って、

折らせて頂いたそうです。

 

こちらのお茶席で春を味わいました。

 

お茶碗が全て筒茶碗。

大炉の炭が赤々と燃え、

可愛い達磨が迎えてくれました。

 

いろいろなお茶会がありますが、

楽しい趣向のお茶席は本当に

席入りしたとたん、ワクワクします。

こちらの先生がつくづくと

「お席は道具じゃないんですね。

結局、調和と気持ちだと思うわ」と。

 

先生がいつまでもお元気で、

お席を続けて下さるのが、

私の願いです。

 

侘びの話です

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千利休の屋敷跡

今朝NHKの「英雄たちの選択」と言う番組で

千利休を取り上げていました。

再放送だと思います。>_<

 

利休が追及した「侘び」ですが、

この番組では「侘び」を “自分が今出来る

精一杯の事をする” と解釈していました。

秀吉の黄金の茶室は現人神である天皇陛下

金色の輝きでお迎えするための茶室でした。

秀吉は自分ができる精一杯の事をしただけで

これはある意味「侘び」ではないか と。

 

利休の「侘び」は和物道具を使い、

どこにでもある物を茶道具に見立てる、

派手なものはなく、ですね。

 

秀吉は利休の黒茶碗は嫌いでした。

全く真逆ですが、でもこの解釈だと

どちらも「侘び」なんです。

 

彼は秀吉にお詫びを入れていれば

切腹に追い込まれる事はなかったと

思いますが、それをせず、

未完成の死だったから今でも月命日に法要

されるくらい存在が大きい。と

解説者さん達が話していました。

 

解説者さん達の言葉をうまく説明できませんが、

このような事を話していました。

 

うーん。

 

「侘び」を考えると

何かしら?と

 

 

.....私は自分の出来る事をして行きますね。.....


なかなか自分の「侘び」はみつかりません。

(^^)

 

 

 

 

 

おもてなし2

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梅ですねぇ

昨日は力強くおもてなしの自論を

書いてしまいました。(;^_^A

 

本日も勝手な自論にお付き合い

頂けたら幸いです。>_<

 

私は日本人は民度が高い国民だと

思います。

言われたことはきちんとやれる。

団体行動ができる。

昔の人達とかなり違いはありますが

今の若い人達でさえ、日本育ちが

目に見えてわかります。

人には親切にしようとする、

正直な国民と言うのが全体から

にじみ出ています。

凄く妙な事を書くと思われますが、

長年外国に住んだ後、帰国して

感じた事なんです。

 

日本人にとっては普通の事でも

外国人にとったらびっくりで、

とても親切に感じる事は

たくさんあります。

 

でもそれを「おもてなし」と言うのは

どうなのかしら。

 

お茶の中の茶事は

究極のおもてなしと言えます。

これは本当にそう思います。

招いたお客様のために、道具を

選んで、懐石料理を用意し、

お茶を差し上げる。

フルコースですね。

 

でもこれは外国人でも同じです。

家にある大切なお皿のセットや

ティーセットをテーブルに並べ、

お出しするお酒や料理を考え、

最後まで楽しんでもらうために、

いろいろと工夫します。

 

お茶事を勉強する人は多いですが、

自分でやる人はあまりいません。

条件が揃わないと思っている人が

ほとんどです。

茶室がない、出せる道具がない。

 

でもお茶ってなにかしら?

 

立ち居振る舞いはもちろん

きれいになります。

私はもう一つ、

人をもてなす心も学んでほしいと

思っています。

お稽古で習った盆略点前で

お友達やおうちの人に

お抹茶を点ててあげて欲しいんですよ。

それは抹茶に限ったことではなく、

食事でも、日本茶でもコーヒーでも。

その人のために、一緒に時間を共にする。

それがおもてなしだと思うんです。

 

それを伝えて行けたらいいなと思いながら

お稽古させて貰っています。(^^)