前回書きましたお菓子の続き、梅に鶯です。
こちらは今にもお軸の絵の鶯が梅の枝に
今にも飛び移りそうでしょう!
見事なお床でした。
淡々斎のお筆で
先生がわざわざこの梅の枝を求めて、
遠くのご友人のお宅まで行って、
折らせて頂いたそうです。
こちらのお茶席で春を味わいました。
お茶碗が全て筒茶碗。
大炉の炭が赤々と燃え、
可愛い達磨が迎えてくれました。
いろいろなお茶会がありますが、
楽しい趣向のお茶席は本当に
席入りしたとたん、ワクワクします。
こちらの先生がつくづくと
「お席は道具じゃないんですね。
結局、調和と気持ちだと思うわ」と。
先生がいつまでもお元気で、
お席を続けて下さるのが、
私の願いです。