お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

掛け軸 Hanging scrolls

今日は、禅 について、少し書かせていただきます。

禅についてはいろいろな方々が、ブログや本、You Tubeなどで

紹介されています。知ろうと思ったら、いくらでも教えて

くれる世の中ですね。

ここはお茶に特化した事だけを扱います。

 

その昔、栄西と言うお坊さんが、中国へ渡って、お坊さんの修行をし、

禅宗と抹茶法を携えて帰国しました。

抹茶は最初は座禅修行の眠気を覚ます効果と栄養にいいとの事で、

禅宗のお坊さんで広がりました。

なのでお茶と禅宗は切れない間柄です。

 

茶室に入ると、床の間に文字が書いてある、掛け軸が

飾られています。

それは、臨済宗の偉いお坊様方のお書きになった物などなんです。

大昔の物から、現代の物まで。

書かれている言葉は、

いわゆる、禅語、漢詩 が多いですね。

一休さん、ご存知ですか?

一休さん臨済宗のお坊さんでした。

小さい頃のとんちが効いた、問答が有名です。

 

今でも一休さんがお書きになられた書が茶室の床の間に

置かれるんですよ。

茶室の中は時空を飛び越えているわ と思う時があります。(笑)

 

お坊さんがお書きになられた、漢詩や禅語、季節の言葉、

茶室に入ると、その言葉が私達を迎えてくれます。

”よう来たね”   そう思えば良いんだと、教わりました。

 

お稽古でも先生が掛け軸をかけます。

その書の意味をお話しして下さいます。

最初はなに言ってるのかしら?と

理解できない言葉の羅列かもしれません。

でも、毎回聞いていると、だんだんわかるように

なって来ます。

 

自分の回りのお友達が、知らない事をお勉強するって、

ちょっと楽しいです。

昔の物に触れて、背筋を正しましょう。♪

 

今日は 禅宗 のお話しでした。

 

 

川越 清瀬 英会話もできる茶道教室 英茶クラブ