お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

お茶碗2 The Tea Bowl

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兜のお茶碗を見つけました。

 

お茶のお茶碗は綺麗なものがたくさんあります。

こう言ったお茶碗を

大体総じて京焼と言われています。

薄茶用です。

 

春のお花、桜や菜の花など、いろいろなお花が

描かれているお茶碗は見ていて

楽しいですね。

これからは菖蒲のお茶碗でしょうか。

 

華やかなお茶碗と対照的に

黒や、茶、灰色の土の香りがするような

お茶碗もありますね。

以前に紹介した、

楽茶碗はじめ、高麗茶碗、備前焼など、

素朴なお茶碗です。

 

昔の形と言いますか、昔からある形と言いますか、

それらをいろいろアレンジして、

現代の作家さん方もお茶碗を数多く作っています。

本物を「本歌」と言い、それに似たもの、もしくは

コピーのようなものを「写し」と言います。

昔の有名なお茶碗のコピーもあります。

誰々作「なになに写し」と箱に書いてあるものも

あります。

 

好きなお茶碗で、おいしいお菓子と

一服する、至極の時ですね。

 

いろいろなお茶碗に

出会ってほしいです。💛

 

 

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各服点 思うこと

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風が強かったですねぇ。

 

以前にも書きましたが、

濃茶は一人一人のお茶碗で頂く

各服点てになりました。

今までは一碗を回して頂いていました。

 

コロナ禍が終息の兆しを見せて、

ワクチンが隅々まで行き渡って、

従来のインフルエンザの一つに

なったら元の通りの点前に戻ると思いますが、

まだ先が長いですね。(;^_^A

 

各服点ては少し厄介です。

最初のお茶碗はお正客用です。

本来ならこのお茶碗で皆様頂きます。

 

ですが、1人前のお茶だけ練り、

それを正客が一人で頂き、

次客以降は、お盆に乗せた、

抹茶を入れた4碗を持ち運び、

それに次々お湯を入れ、

順に練って行きます。

それをお盆ごと、お客様に出し、

次客がそのお盆を取りに出ます。

お盆からそれぞれ茶碗を取り、

召し上がっていただきますが、

時間がかかるので、お湯が冷めやすいです。

 

最初から、滾(たぎ)るぐらいの釜のお湯を

用意しないと、最後の人まで

美味しくいただけないなぁと思います。

 

そうなると、炭です。

今までも、お茶事で、同じことを

思いましたが、運よくお釜のお湯が

滾ってくれました。

 

美味しくお茶を出すのはなかなか.....。

難しいです。

 

ぬるいといけません。>_<

たとえぬるくても、おいしくなくても

お客様は美味しいですと仰います。

 

最難関なんです。(^^)

 

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大寄せの茶会

 

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また緊急事態宣言が発令されるんでしょうか?

 

なんともねぇ。

国民全員疲れていますよ。

仕方がないですが国や地方自治体は

もう少し具体的な説明をして欲しいです。

飲食業やそれに関連している業者にもっと

耐えて欲しいと言うのは酷ですよねぇ。

 

7月に予定している大寄せの茶会は

できるのかしらと思います。

 

お茶道具屋さんも耐えています。

閉めたお道具屋さんもあります。

 

私達に出来る事、

その一つがお茶会ですが、

まだまだ耐えないといけないですね

 

 

 

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木槿

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今日は本当に暖かかったですね。

車中は27℃でした。(⌒-⌒; )

 

うちの可愛そうな木槿

夫に雑草と間違えられて、抜かれて

しまいました。

やっと根づいたんですよ。>_<

それを......。

日曜日に裏庭で草むしりしてたんですよねぇ。

時々思い立って、そう言うことを始める

タイプ。

 

夏にこの木槿が茶花として大活躍します。

下の写真が去年の木槿です。

こうなるはずだったのに。

 

抜かれた雑草の山の中に木槿

小さな枝を見つけました。

新芽はシワシワになっていましたが、

根っこがあるので、また同じところに

植えました。

たっぷりお水をあげて、様子を見ます。

また根付いてくれるといいです。

 

 

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流水不争先 

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「流水先を争わず」と読みます。

 

意味は 流れる水は争って先を行こうとはしない

水の流れのように、その場その時の状況に応じて

自由自在に変化しながら、自然に任せる。

自然の流れに逆らわず の心境でしょうか?

 

法谷文雅老師 

狩野探幽写波濤群燕図

(かのうたんゆううつし はとうぐんえんず)

です。

燕が勢いよく描かれていますね。

 

今日はこのお軸に見惚れてしまいました。

 

古典的なものは敬遠されがちですが、

いいものがたくさんあります。

 

流行りのものと違い、すたれないんですよ。

 

今日は大学生の生徒さんも見えました。

 

若い人に少しでも関心を持ってもらえると

本当に嬉しいです。(^^)

 

 

勝負帯

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この帯、好きな帯の一つです。

締めやすくて、持っているほとんどの

着物に合います。❤️

大体が無地の着物ですが...。(^^)

 

この帯を締める日は勝負する日と

決めています。

何に勝負するのか?って思いますよね。

お茶にそんな事がある?

 

私の中にはあるんです。

初めて茶会をした日、

初めて大事なお客様を招いた茶事、

初めて出席する大きなイベント、

自分の当番 など。

失敗できない時に締めます。

 

茶事など、当日間に合うのかしら?と

思うくらい準備不足の時は

自分に「私失敗しないので」 と

ドクターXのセリフを唱えながら

始まり時間まで、フル回転です。(^^)

 

日頃怠け者。若い頃はそれでも

辻褄合わせの一旦馬力で乗り越えられ

ましたが、もうそんな馬力出ません。>_<

毎日の作業が大事になって来ます。

 

勝負するのは自分になんですよね。

 

これまで大きな失敗もなく来られたのは

この帯のおかげだと勝手に(笑)

思っています。

 

でも.....そういった、大事な日を乗り切った後は

寄る年波で、疲労がなかなか回復

しませんが.....。(⌒-⌒; )

 

帯締めて、気を引き締めて、

いざ! です。

点前稽古 思うこと

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もうすぐ風炉の季節になります。

点前が変わりますね。

風情があっていいんですが、

また点前手順も変わります。

それでなくても裏千家は点前が多く、

手順を覚えるだけでも一苦労です。

 

同じ事の繰り返しだと生徒さんによっては

飽きてしまい、変わった事も必要だとは

思います。

 

稽古とは一より習い十を知り

十よりかえるもとのその一

と利休百首にありますが、

 

十を知った辺りで一を忘れるんですよ。(;^_^A

 

何度も何度もお稽古して、

身に付けて行く物なんですね。

 

終わりがないですね。

 

でも自分で終わりを決めてもいいと

思います。

先生方は生徒さんに何を教えるんでしょうか?

もちろんお茶を点てる点前手順ですが、

そればかりに囚われてもいけません。

ここに、人をもてなす心を足して、

その心を学べる事ができれば、

たくさんの点前手順を覚えなくても

いいと思うんですよ。

 

私の勝手な持論です。(;^_^A

 

一服を通して、

皆さまに綺麗になってほしいです。💛💛💛

 

 

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