このお茶碗、
製作者は大倉喜八郎だそうです。
ご主人曰く、底のあたりに
トツトツと筆で描いただけだと思う と。
成形までの作業は優秀な職人さんが
されて、最後の絵付けをしたんでしょうね。
面白いお茶碗でした。
大倉喜八郎と言うと、思い出すのが
登山です。
88歳の時に自身の持っている山で
その頂上を目指して、総勢200人のお供を
連れて登りました。
本人は高齢で登れないので、
人に背負われて行きました。(^_^;)
頂上でお風呂に入りたい、
新鮮なお豆腐を食べたい、
着替えをしたいと、
大名登山 ですね。
湯桶から、大豆から、挽き臼から、
全て人力で運び上げたんですよ。
凄い! ですよね。>_<
この話の印象が強くて、
「お茶碗」?
意外でした。
でもこのお茶碗を見た途端、
話題満載で、楽しいお席に
なりそうですね。