2月は大炉です。
普通の炉よりかなり大きいです。
炉は 一尺四寸(約42.4cm)
大炉は一尺八寸(約54.5cm)
です。
お釜も大きいですよ。
裏千家十一代玄々斎が北国の囲炉裏から
考案されたもので、裏千家独特のものです。
逆勝手と言って、いつもなら右側に
炉があるのに、大炉は左側に
なります。
蓋を開けるとお湯が煮えているのが
見えます。
大きなお釜の中のお湯が極寒の
心も身体も温めてくれます。
昔は本当に寒かったでしょうね。
お茶は季節を表してくれます。
真冬の中から春の訪れを心待ちにしていた
時代がよみがえります。
今はありがたいですね。