今日はお茶の設えのお話しです。
秋も深くなって来ました。
あちこちで紅葉が見ごろを迎えています。
お茶はその美しい日本の風情を取り入れて、
茶道具に描かいたり、それを思い出させる
ような、暗示的な道具や言葉があったり。
茶室は舞台空間のようでもあります。
客は茶室に入った瞬間、わぁっと、
その設えに心がおどり、
今日の趣向は？と読み取ります。
これが楽しい❤❤❤❤❤
It's a tea room magic.
これは、お茶だけに限った事では
ありません。
相手を喜ばせたい、もてなしたい
と言う気持ちはいろんなものに
通じます。
お誕生日パーティでも、
親しい友人の集まりでお茶をするのも、
クリスマスパーティも同じです。
心をこめて、プレゼントを探したり、
部屋を綺麗にしたり、ティカップを
よそ行きにしたり、
美味しいお菓子を用意したり。
集まって下さる人達に、チョッと
サプライズをしたり。
皆さんだって、綺麗なティカップを
求めたら、誰かとそれでお茶をしたく
ないですか？
ティカップについて、聞かれたら、
答えたくなりますよね。
どこどこの物で、どこで買い求めたのか、
手に入れるまでのうんちくを話したく
なると思います。
お茶も全くそれと同じです。
ただただ点前手順だけを追っていても、
”間違わないで、お茶を点てる事が出来る。”
だけなんです。
そこに気持ちを込めて、
このお茶はどなたのためなのか？
美味しい一服を召し上がってほしい
と言う亭主側の気持ちが大事なんです。
こう言う事もぜひ学んでくれるといいです。❤
