お茶の基本の言葉です。
今日はこの四文字をお勉強しましょう。
四規(しき) と言います。
裏千家のホームページにも出ています。
和 Harmony
お互いに心を開いて仲よくする。
敬 Respect
お互いに敬(うやま)い合う
清 Purity
清らかと言う意味ですが、心の中も清らかである事
寂 Tranquility
どんな時も動じない心
この四規はどこの流派も同じだと思います。
この気持ちを持って、お稽古しましょう。
私はこう思うんです。
ちょっと飛躍しすぎかしら?
ダンスやジャズのセッションも
仲間と気持ちが一体になって、
素晴らしいものを作り上げる と言うか、
ダンスなら、一糸乱れぬ見事に揃った動き、
と言うか。
ジャスなら、同じリズムでそれぞれの楽器が
調和する、 ような。(笑)
それらと同じなんです。
亭主側と、お客様として見えた方々が
調和をもって、もてなし、もてなされ、
話しがはずみ、
同じ時間を共有する と言う事です。
一服のお茶からここまでの発想って
思いますよね。
いつも言うように、総合芸術なんです。❤
たとえば こう言った事も。
洋風にテーブルセッティングをして、
アフタヌーンティを楽しむにしても、
テーブルを綺麗にデコレーションして、
揃ったきれいな器で、素敵なケーキ皿を用意して、
ティポットの中のお湯が覚めないように
素敵なカバーをかけて、
クッキーや、スコーンを焼いて、
お客様をおもてなしします。
もてなす方ともてなされる側が
紅茶をいただきながら、楽しい会話をしますね。
お茶の心はそう言った事なんです。
その時の話題が、あまりにその場の雰囲気に
合わないような内容だったら、その集まりは
台無しになってしまいます。>_<
もてなす側が用意して下さった、素敵なティカップ。
その事に触れもしなかったり、美味しい紅茶に
なにも言わなかったり、手作りのお菓子の一つも
頂かなかったり、
それは、よくないですよね。
調和がないですし、相手に失礼です。
お茶だけではありません。
日常生活にも、和敬清寂は当てはまりますよ。
皆と気持ちよく一緒に仕事をし、
皆と時間を共有し、相手を敬い、
そして動じない心を養う。
お稽古励んで下さいね。♪