今日は朝方は雨でしたが、
お天気が良くなりましたね。
上の本は参考までに。
11月は炉開きと同時に新茶を
いただく季節になります。
茶壺に入っている新しいお茶を
戴くために、お客様を招いて
茶壺の口を切る茶事を
行います。
儀式めいていて、現代では
とても一般的とは言えませんが、
茶壺に入っているお茶は
茶葉です。それを茶事の間に
水屋で臼を使って碾きます。
その碾き臼の音を楽しみ、
今挽かれた抹茶を頂く。
なんとも贅沢な茶事ですね。
挽き立てのコーヒーが
美味しいのと同じ事ですが
大掛かりです。(^^)
その茶葉が入っている茶壺も
鑑賞対象になります。
昨日は抹茶の効能について
書きましたが、今では
いつでもおいしい抹茶が
戴けます。
昔はお茶を保存するには
茶壺しかなかったんですね。
いかに鮮度を保つか、
大変な事だったと思います。
タッパーもなければ、冷蔵庫も冷凍庫も
ないんですよ。
口切を楽しみにしていた事が
わかりますね。