今日は 教える です。
私は習う方教える方、
どちらもしています。
大変なのは「教える方」でしょうか。
綺麗な所作を身に付けるのは、
時間がかかります。
お休みしないで、毎回お稽古して、
先生に細かく指導していただいて、
やっと身につきます。
教える側は少しでも綺麗な所作を
身に付けてほしいと思うので、
毎回注意します。
でも公民館などでは時間が限られて
いますよね。
ですからどうしても、細かく指導できない
部分があります。
業躰先生方の中には
「あなた方はもう仕方がないから、
生徒さんにはきちんと教えて下さいね」
などと仰る人もいます。
あんまりだわ と思います。
でもこれはジレンマです。
細かく教えたいと思っても、
ひとりに時間を多くかけられないし、
人によって覚え方の速度も違います。
平等とはいきません。
個人教授になると
お稽古代が高くなります。
私達の先生方も同じジレンマを持ったと
思います。
教える側からのお願いですが、
他の生徒さんが
お稽古している時もしっかり見て、
先生方が何を注意しているか聞いて
おいてくれるでしょうか？
ひとつひとつの言葉が
綺麗に繋がっている、エッセンスだと
思います。
所作を通して学んで欲しいです。❤
