地域の行事とお茶についてです。
私は所謂東京近郊に住んでいまして、
主人は会社勤めをしています。
サラリーマン家庭は、地域に根付けないと
言いましょうか、勤めが都心なので、
地元に関心が向かない傾向があると思います。
ものすごく特徴のある場所でしたら、
わかりやすいんですがね。
お茶は京都が中心で、私たちも
京都の宗家へ行きます。
茶会、茶事などの趣向は、季節の行事が
主だっています。
京都には神社仏閣、年中行事が
たくさんありますね。
趣向はほとんど、その年中行事
お祭りや、お寺さんの催し物
前に北野天満宮の梅干し「大福梅」の事を
書きました。
覚えきれないほど、行事があります。
それに比べて私の住んでいる周りは
なんの行事らしい行事がありません。
悲しいですが、そこが東京近郊
ベッドタウンなんです。
引っ越ししてくる人たちは皆よその人、
故郷のある人たちですね。
地元の人たちの人数よりはるかに多く
ただ東京へ勤めに行く人たちの住まいを
提供している感じでしょうか。
もちろん地元の方々の習慣や、
お祭りはあります。けれどなかなか
受け継がれていけません。
ですから、お茶をしていて、
茶会があっても、趣向、テーマですよね。
これがどうしても京都に準じてしまいます。
葵祭だの、お水取りなど、
実は私はよくわかりません。>_<
こういう時は地方だと、いいなぁ と
思います。
地元に根付いて、地元のお祭りに
皆でかかわったり、行事に参加したり、
とてもいいことだと思います。
お家元はよく、地元のものを使って、
地元を大事にしなさいと言われます。
わざわざ京都のお菓子屋さんに
お菓子の注文をしなくてもいいんですよ。
と思いながら、地元を開拓していくのは
時間もかかります。
私はここでしかできないお茶をしたいと
思ってはいるんですが、
う~~ん 難しいですよね。
名物や、名所 あると便利です。(笑)