今日はどんよりとした雲で雨模様です。
なんだか読書日和ですよ。
立花大会亀老師の本を読んでいます。
「侘び」 がテーマです。
その中に「侘び」と言う言葉の源は
ギリシャ語で、それが中国を経て日本に
上陸したんだそうです。
文字や仏教も渡来して、飛鳥朝、奈良朝を
経て、藤原、鎌倉、室町となり、
藤原時代に深く取り上げていて、
古今集の中に わぶる、わび、わびしさ
ことに深まる秋の頃の風情を表す言葉
として使われている と。
日本の気候風土にも関係している
と思います。
冬に向かう過程、生い茂っていた葉が落ちて
雨の音が聞こえる。
侘しいですよね。
禅の宗教にも関係して行ったんだと思います。
お茶でよく言われる「侘び」とは...。
考えると深みにはまって
行きそうなんですが。
侘びを自分なりに理解したいです。