春のお話ばかりしていましたが、
今日は雪です。
題名の「銀碗裏盛雪」「ぎんわんりにゆきをもる」
禅語です。
碧眼録 第十三則
銀色のお椀に雪を入れると、どこからがお椀で
どこからが雪だかわからない。
見分けがつかないけれど、
同じものと判断してはいけない。
物の本質を見る事が大切。
と言う事を教えてくれています。
本質を見ましょう。
私は最近自分のお茶が、
他のお茶友さん達と目標が少し違うと
わかりました。
長い間一緒にお稽古をしていて、
お茶への価値観や目標などが
同じ方向に向いていると思っていました。
実際同じ事で意見があったり、
同じ事を疑問に思ったりしました。
でもそれも人それぞれなんですね。
本質を見る と少し違いますが、
雪と銀碗は違うと言う事です。
私は私が目標としている
お茶をして行きますね。(^_-)