お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

お茶の効用

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お茶の効用については過去に

書きましたが、今回は同じ見出しですが、

歴史について書きたいと思います。

「茶道名言集」と言う

井口海仙さん著の本からです。

 

栄西と言う人が2度宋の国(中国)に渡り

臨済宗を修行し、我が国に禅宗を伝えました。

建久2年(1191年)に宋からの帰国の際、

お茶の種を持ち帰ったとされています。

 

当時色々な事に進んでいた中国に

日本の僧侶達は留学して最先端の

文化や学問、宗教などを学んでいました。

 

その時にお茶の効用も学んで来ました。

人が一生を健康におくるには養生を

する事にある。

それは五臓を健全に維持する事で

五臓の中では心臓が1番大事であり

その心臓を健全に維持するには

お茶を飲む事 と言っています。

 

当時はお茶は薬(生薬)のようなものでした。

お茶を飲む事によって、

ノイローゼ(チョッと古めかしい言い方)

が治る

眠気が覚める

(これは座禅にいいですよね)

スタミナが養われる。

 

好い事づくめ。

 

温かい湯と共に頂くと、体を温めます。

 

昔は現代のように、抗生物質もないし、

寿命も短いし、食べ物は悪いし。

今では死なない病気で

簡単に亡くなっていたので、

少し養生するだけで、だいぶ状態が

改善された事だと思います。

 

栄西は、宋からお茶と共に医学も研究

して来たのではないかと思われます。

弘法大師も同じで、病気を治したり

奇跡を起こしたなどといわれるのは、

医学や簡単な化学を学んで来たからで、

それを布教するのに使ったのではないか?と

書いています。

栄西臨済宗の布教のために、

医学やお茶など利用したのではと。

 

なるほど です。

 

1,000年前はお茶は

トレンディだったんですね。>_<

 

凄い効用だった事だと思います

 

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