昨日の続きです。
利休忌です。
利休さんも2月に亡くなりました。
ご存知の通り、切腹ですね。
秀吉の怒りをかってしまいました。
色々伝え話は沢山あり、真実のお話も
もちろんあると思いますが、
後世に作られた部分の方が
多いんじゃないかと思います。
利休さんの遺偈(ゆいげ)があります。
切腹する3日前の辞世の句
これが激しい。
「人生七十 力(リキ)イ希咄
(リキイキトツ) (イの字は口作りにカを入れる)
吾這宝剣(ワガコノホウケン)
祖仏共殺(ソブツトモコロス)
ひっさぐるわが得具足の一つ太刀
(ヒッサグルワガグソクノヒトツタチ)
今この時ぞ天に抛つ
(イマコノトキゾテンニナゲウツ)
70歳(正式には71歳)
でこれだけ激しい辞世の句を
残したんですね。
私達は言い伝えの方もよく教わるし、
学びますが、
当時はどんな状況だったんでしょうね。
利休さんはお茶の祖として
後世まで名が残るとは
思っても見なかったじゃないでしょうか。
今ではわかる術はありませんが...。