今日は「わび」です。
千宗旦が
茶の湯とは心に伝え眼に伝え耳に伝えて一筆もなし
と詠んでいます。
しました。
この和歌は侘び茶の精神をよく伝える物として
有名だと、井口海仙さんが本の中で言っています。
禅では
教外別伝、以心伝心、不立文字
きょうげべつでん、いしんでんしん、ふりゅうもんじ
教えてもらうだけではない、
そこから自分で悟りを開かなければいけない。
と言う事なんです。
受動的ではなく自動的。
自分で悟りなさい。
少し前のブログに、
私は雑な説明をしていました。
日本のいい所でもあり、悪い所でもある、
教えない、見て覚える。
と書きました。
日本の道と付く習い事全般に
禅の精神が入っていて、この3つの四文字が
根付いているんですね。
悟りを開く。
わびなんですよ。
でも なかなか。
具体的に教えてあげられません。
それでも私はなるべく説明をして行こうと
思っています。
自分自身の勉強ですね。