お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

総合芸術の1 Comprehensive arts 1

今日はいろいろ総合芸術のお話しのさわりです。(笑)

あなたが行かれたお稽古場は公民館かもしれません。

そこは普通の和室だと思いますが、

そこに茶道具を置くと、茶室に変身します。

 

あなたがお茶の先生宅へお稽古に行かれたら、

先生方は茶室もしくは、それ用のお部屋

をお持ちだと思います。

その場所に行くまでに、先生宅のお庭を

通りますか?

お庭にも決まり事があります。

咲いているのはほとんどが茶花として

使えるお花達ですし、石や蹲(つくばい)など

も配置されていますよ。

お庭は必ずお水が撒かれています。

 

お茶は、茶筅を振ってお出しするだけの事ですが、

見て下さい、茶室にはいろいろな道具が置いてありますね。

今まで、お話しさせていただいたように、

軸、花、炭、釜、お菓子、茶碗 

これだけじゃないでしょう。

お点前する人の周りに、いろいろな道具があります。

 

あなたが最初に眼にするのは、抹茶茶碗

お菓子が乗っているお盆かしら?

 

割り稽古を始めて行きますが、

あなたの目はいろいろな物を見ています。

 

どれもお茶をするために必要な物なんです。

 

釜の向こう側に背の低い屏風がありますね。

それは風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)と言います。

昔は屏風と言う間仕切りを普通の生活でも

良く使われていました。

 

もしかして、釜の横に道具が置いてある

変わった(笑)棚がありますか?

それは、流派によって、お家元のお好みの形を

した、お茶特有の棚です。

これも鑑賞のひとつです。

棚によって扱いが違います。

季節によって、使う道具も変わって行きます。

 

書道ですと、筆、墨、硯、水、下敷き、文鎮に半紙

これでいいですね。

後は練習あるのみ! で。

 

華道だと、花を活ける、いろいろな花瓶、花器、

場所等が必要になります。でも

そんなに多くはありません。

 

習い事は何でも奥深いですが、

お茶の様に多種類に渡る物はないと思います。

 

私は日本の文化を知るにはお茶が一番いいと

思います。

日頃日本の文化を全く意識しないで、

生活していますが、

一歩外国に出ると、私達は日本人なんです。

それを強く意識せざるおえないんですよ。

 

この続きはまた明日書きますね。

日本人の自分は何ができるかな?

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生徒さん、着物を来ました。



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