お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

春の句

今日は春の句です。 菜の花や 月は東に 日は西に 与謝蕪村 我と来て 遊べや親の ない雀 小林一茶 これらはとても有名ですね。 お茶は総合芸術です。 こう言った句も知っているといいですね。 春の和歌や句を少しの間取り上げます。❤ yamayachado.wixsite.com

春の歌

近所の梅園です。きれいです。 思わずシャッターを! あんまり上手じゃないんですが。(^_^;) 昨日と打って変わり、今日は春の和歌です。 梅が咲き、桜を待ち侘びる日本人です。 「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」 在原業平 「世の…

銀碗裏盛雪

春のお話ばかりしていましたが、 今日は雪です。 題名の「銀碗裏盛雪」「ぎんわんりにゆきをもる」 禅語です。 碧眼録 第十三則 銀色のお椀に雪を入れると、どこからがお椀で どこからが雪だかわからない。 見分けがつかないけれど、 同じものと判断してはい…

志野焼

昨日に引き続き、 志野焼 鈴木蔵(おさむ) さんの 作品を見に行ってきました。 全体的に大振りのお茶碗が中心です。 燃え上がる炎のような火柱をイメージした 香炉や、存在感がある、大皿や花入。 それらがなんとも言えないピンク色をした 焼き物で、大きいん…

楽代々展

お茶友さんと楽代々展に行って来ました。 今日から三越で始まりました。 https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews054.html 代々の楽さんのお茶碗が展示されて いました。 さすがに、素晴らしい〜❤️ 目の保養です…

スマホトラブルとブログ

昨日はスマホのトラブルでブログをアップ しませんでした。>_<人間が古いので(笑) 新しいものに ついて行くのが大変です。 私もよそ様のブログを読ませて 頂いています。 勉強になります。 詳しく書いていらっしゃると、 素晴らしいなぁと、 知識の深さに感…

正絹と人絹

帛紗の話です。 オーストラリアの先生から帛紗を買って送ってほしいと 連絡がありました。 時々頼まれ物を送っています。 最近はネットで購入する方が 便利になりました。 それだけ、茶道具屋さんが少なくなった と言う事かもしれません。>_< 帛紗ですが、 …

水屋の定め

今日は大河ドラマにもなりました、 黒田官兵衛。 秀吉の軍師ですよね。 この人もお茶をされていました。 利休さんをとても尊敬していて、 利休さんのお茶に忠実だったんだと思います。 水屋について書いたものがあります。 1 茶臼を心を落ち着けて、同じ強さ…

春在一枝中

今日もいいお天気でした。 まだ2月ですが暖かい週末になりそうですね。 春はもうすぐそこ と 待ち侘びる月ですが、 こう暖かいと、お花達はどうなって しまうのかしら?>_< 今日はこの禅語です 春は一枝(いっし)のうちにあり です。 枝に小さな蕾がついてい…

リハーサル2

今日は寒かったですね。 でも良いお天気でした。 お茶友さんと 茶飯釜の茶事のリハーサル。 でも写真を撮るのを忘れて、(^_^;) 釜を変えた釣り釜だけ納めました。>_< 今回も美味しいご飯が炊けました。 ご飯がご馳走の茶事です。 釜にこびりついたご飯はなか…

生徒さん My English student

一生懸命なんですよ。 全く日本語がわかりません。 日本文化の細かいニュアンスを英語で伝えるのは 本当に難しいですが、 それを理解しようとしてくれます。 一(いち)から体当たりですね。 私は生徒さんに始めに言いますが、 「細かいです。と伝えます」(…

先生座談会

今日はいいお天気でしたね。 穏やかないい日でした。 先日、お茶友さん方とお昼をしました。 皆、生徒さんがいるお茶の先生です。 先生側の座談会です。(笑) 今時はお茶の教室で利益を上げている人は めずらしい部類に入ります。 基本は収支プラスマイナス…

大炉

2月は大炉です。 普通の炉よりかなり大きいです。 炉は 一尺四寸(約42.4cm) 大炉は一尺八寸(約54.5cm) です。 お釜も大きいですよ。 裏千家十一代玄々斎が北国の囲炉裏から 考案されたもので、裏千家独特のものです。 逆勝手と言って、いつもなら右側に 炉…

三越 Mitsukoshi Department store

今日は本当に春のように穏やかで、 暖かい一日でした。 梅も桃もすっかり咲きそうですね。 バレンタインデーの当日、 思い立って三越に行って来ました。 自粛最中ですが、地下の食品売り場は チョコレートを買い求める人達が、 大勢いました。 これでも例年…

茶の本 The Book of Tea

岡倉天心の茶の本です できたら1度読んでみて下さい。 明治39年(1906)にニューヨークで出版した本です。 茶道とは 茶道は、日常生活の俗事の中に、 美しきものを崇拝するに基く一種の儀式で あって、純粋の調和、相互愛の神秘、 社会秩序のロマン主義を諄々…

お茶の効用

お茶の効用については過去に 書きましたが、今回は同じ見出しですが、 歴史について書きたいと思います。 「茶道名言集」と言う 井口海仙さん著の本からです。 栄西と言う人が2度宋の国(中国)に渡り 臨済宗を修行し、我が国に禅宗を伝えました。 建久2年(119…

習い事

今日は習い事のお茶の話です 世の中にはいろいろな習い事がありますよね。 その中でもお茶は特殊かもしれません。 ただ単に抹茶茶碗に抹茶を入れて、お湯を入れ、 茶筅を振る だけですが、 茶道になると、いつもお話ししているように、 総合芸術になります。…

独坐大雄峰

今日は好きな禅語です 昨日も少し書きました。 独坐大雄峰 ひとりの僧が百丈懐海禅師 (ひゃくじょうえかいぜんし) に向かって、 「この世の中でもっとも素晴らしい物は なんですか?」 と聞きました。 懐海和尚が 「ここ百丈にドカッと座っている事だ」 と…

お茶事です

またお茶事の話です。 リハーサルをしている茶飯釜の茶事の 日程が決まりまして、 いよいよ覚悟を決めました。>_< 炭で炊くご飯は本当に美味しいです。 何度も書いてすみません。(^_^;) すでにドキドキしています。 まだ先ですが、 この機会を持てた事に感謝…

社中

今日のお軸は坐忘斎お家元で、 松に古今の色無し です。 お花は山茱萸と窓の月(椿)です。 今日はお稽古でした。 コロナ禍ですが、生徒さん全員 お稽古に参加する社中です。 上は80代の生徒さんも毎回必ず いらっしゃいますね。 皆様お稽古に復習に来るような…

お水取り

東大寺お水取り 今日はいつも書かせて頂く大好きな先生の 月釜でした。 ご趣向がお水取りでした。 東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)と言う 法会の中の行事です。 ご存知の方も多いと思います。 お水取りは人々が犯した罪を悔い、世の中の 平和や五穀豊穣を…

西行

今日は西行です。 武士からお坊さんになられた人で、 こよなく桜を愛していました。 「願はくは花の下にて春死なん その如月の 望月のころ」 世の無常を感じて出家した人です。 山家集と言う歌集があります。 西行忌は2月15日 花の下にて春死なん 本当に如月…

昨日は利休さんの遺偈を書きました。 今日は利休さんが愛誦していた詩です。 「花をのみ まつらん人に山里の 雪間の 草の 春を見せばや」 侘びの心として伝えられています。 雪の下から顔を出す芽や草が春を 教えてくれますね。 今の時代でも春は待ち遠しい…

利休忌

昨日の続きです。 利休忌です。 利休さんも2月に亡くなりました。 ご存知の通り、切腹ですね。 秀吉の怒りをかってしまいました。 色々伝え話は沢山あり、真実のお話も もちろんあると思いますが、 後世に作られた部分の方が 多いんじゃないかと思います。 …

立春

今日は立春です 5時を過ぎてもまた日が落ちないように なりました。 2月になると春が待たれますね。 2月は利休忌、西行忌、の月です。 このふたつは のち程お話しさせていただきます。 今日は菅原道真にします 「東風吹かば思い起こせよ梅の花 あるじなしと…

乙御前

今日は節分です。 今年は124年ぶりに2日が節分なんだとか。 計算の仕方はよくわかりませんが、(^_^;) 鬼退治して、福をうちに入れて 無病息災、を願いましょう。 お稽古で茶杓の銘を今日の題名「乙御前」に してみました。 「おとごぜ」はお多福さんの事です…

先輩さん

今日から2月ですね。 今年は節分が明日です。 めずらしい年ですね。 茶杓の銘も節分にちなんだものを 考えます。 皆様のお教室でもちなんだ銘を使われると 思いますよ。 お稽古を一緒にするお仲間に、 自分より少し先を進んでいる先輩さんが いると勉強にな…