お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

先生座談会

f:id:My-tea:20210110210138j:plain

今日はいいお天気でしたね。

穏やかないい日でした。

 

先日、お茶友さん方とお昼をしました。

皆、生徒さんがいるお茶の先生です。

先生側の座談会です。(笑)

 

今時はお茶の教室で利益を上げている人は

めずらしい部類に入ります。

 

基本は収支プラスマイナスゼロか

マイナス でしょうか。(^_^;)

ほぼ、ボランティアです。

 

けれどかかる経費や着物小物くらいは

持ち出さなくても済むようにしたいですね。

 

コロナ禍

今までに一番悪い時期である事も確かです。

 

お茶友先生方が

「ふと、赤字で何をしているのかしら? と

思う事があるのよ。」

「生徒でいる方がいいかなぁ」

「生徒さんの覚えたい、身に付けたいゴールが

人によってさまざま」

「どこまで教えたらいいかしら?」

「自分も先生にこう思われていたのかしら?」

「今では先生の気持ちがよくわかる」

「先に進みたいと思っているのに、

予習をして来てくれない。」

「お稽古の前日でいいから、せめて

お稽古したいお点前くらいチェックしてほしい」

などなど......。

 

これらは先生側の吐息 です。

 

同じ立場同士、吐息も吐きたいですよね。

 

皆お茶が好きです。

一服をいただくと、「ああ おいしい」

と、いい笑顔ですよ。

背筋が伸びていて、お着物姿が素敵な

人達です。

 

今ここを乗り切りましょうね。♪

 

 

yamayachado.wixsite.com

 

大炉

f:id:My-tea:20210215205945j:image

2月は大炉です。

 

普通の炉よりかなり大きいです。

炉は 一尺四寸(約42.4cm)

大炉は一尺八寸(約54.5cm)

です。

お釜も大きいですよ。

 

裏千家十一代玄々斎が北国の囲炉裏から

考案されたもので、裏千家独特のものです。

逆勝手と言って、いつもなら右側に

炉があるのに、大炉は左側に

なります。

 

蓋を開けるとお湯が煮えているのが

見えます。

大きなお釜の中のお湯が極寒の

心も身体も温めてくれます。

 

昔は本当に寒かったでしょうね。

 

お茶は季節を表してくれます。

 

真冬の中から春の訪れを心待ちにしていた

時代がよみがえります。

 

今はありがたいですね。

 

yamayachado.wixsite.com

三越 Mitsukoshi Department store

f:id:My-tea:20210203202815j:plain

今日は本当に春のように穏やかで、

暖かい一日でした。

 

梅も桃もすっかり咲きそうですね。

 

バレンタインデーの当日、

思い立って三越に行って来ました。

自粛最中ですが、地下の食品売り場は

チョコレートを買い求める人達が、

大勢いました。

 

これでも例年に比べたら

人出は少ないんでしょうね。

 

三越には、お茶のお菓子がたくさん

売られています。

なにがいいか、困るとやっぱり

行ってしまいます。>_<

 

デパートによっては、洋菓子の方が

割合を占めている所も多い中、

三越さんは昔ながら が

まだ続いています。

 

それでもだいぶ時代に合わせて

いると思います。

 

どうしてもバブル以降、長い不景気が

ず~~と続いているため、

華々しい感じが薄れて、合理的、少しでも

安い物、お金を使ってくれる年配者の

好むもの、に傾いていますが。(^_^;)

 

老舗デパートの包装紙は力を発揮しますよ。

目上の方や、お世話になっている方へ

なにか差し上げる場合、この包装紙が

物を言う?かもです。

(すこし古めかしい考えでしょうか?)(^^)

 

今の人達はネット注文がほとんどで、

自分で買い物に行くと言う事は

あまりないかもしれませんね。

 

先生の所では、

毎年初釜には、お弟子さん達が持ってくる

お年賀が、山のように積まれています。

大体がデパートの包装紙か

老舗店の包装紙です。

 

見事 です。

 

昔はもっとすごかったんでしょうね。

 

三越

一度行って見て下さい。

和菓子がいろいろありますよ。❤

 

 

茶の本 The Book of Tea

f:id:My-tea:20201023172547j:plain

岡倉天心茶の本です

 

できたら1度読んでみて下さい。

明治39年(1906)にニューヨークで出版した本です。

 

茶道とは

茶道は、日常生活の俗事の中に、

美しきものを崇拝するに基く一種の儀式で

あって、純粋の調和、相互愛の神秘、

社会秩序のロマン主義を諄々と

教えるものである。

 

少し難しい言葉です。>_<

意味が今ひとつ理解するのに

難しくて、何度も読みました。

これは元は英語なんですよね。

books.rakuten.co.jp

 

素晴らしいです。❤

 

 

yamayachado.wixsite.com

お茶の効用

f:id:My-tea:20201025201646j:plain

お茶の効用については過去に

書きましたが、今回は同じ見出しですが、

歴史について書きたいと思います。

「茶道名言集」と言う

井口海仙さん著の本からです。

 

栄西と言う人が2度宋の国(中国)に渡り

臨済宗を修行し、我が国に禅宗を伝えました。

建久2年(1191年)に宋からの帰国の際、

お茶の種を持ち帰ったとされています。

 

当時色々な事に進んでいた中国に

日本の僧侶達は留学して最先端の

文化や学問、宗教などを学んでいました。

 

その時にお茶の効用も学んで来ました。

人が一生を健康におくるには養生を

する事にある。

それは五臓を健全に維持する事で

五臓の中では心臓が1番大事であり

その心臓を健全に維持するには

お茶を飲む事 と言っています。

 

当時はお茶は薬(生薬)のようなものでした。

お茶を飲む事によって、

ノイローゼ(チョッと古めかしい言い方)

が治る

眠気が覚める

(これは座禅にいいですよね)

スタミナが養われる。

 

好い事づくめ。

 

温かい湯と共に頂くと、体を温めます。

 

昔は現代のように、抗生物質もないし、

寿命も短いし、食べ物は悪いし。

今では死なない病気で

簡単に亡くなっていたので、

少し養生するだけで、だいぶ状態が

改善された事だと思います。

 

栄西は、宋からお茶と共に医学も研究

して来たのではないかと思われます。

弘法大師も同じで、病気を治したり

奇跡を起こしたなどといわれるのは、

医学や簡単な化学を学んで来たからで、

それを布教するのに使ったのではないか?と

書いています。

栄西臨済宗の布教のために、

医学やお茶など利用したのではと。

 

なるほど です。

 

1,000年前はお茶は

トレンディだったんですね。>_<

 

凄い効用だった事だと思います

 

yamayachado.wixsite.com

習い事

f:id:My-tea:20210125225342j:plain

今日は習い事のお茶の話です

世の中にはいろいろな習い事がありますよね。

 

その中でもお茶は特殊かもしれません。

ただ単に抹茶茶碗に抹茶を入れて、お湯を入れ、

茶筅を振る だけですが、

茶道になると、いつもお話ししているように、

総合芸術になります。

 

書道は筆と文珍と墨と半紙があれば

お稽古出来ます。

華道は花器と乾山とお花でしょうか。

もちろん花器にはきりがありませんが。

踊りは着物とお囃子。

お囃子は録音でもいいでしょうか。

ヨガに至っては、ヨガマットだけです。(^^)

 

それに比べてお茶の道具が多い事。

用意するのも数が多いです。

 

その分覚える事も多くて、

厄介と言えば厄介な習い事です。

 

生活習慣のような事から

立ち居振る舞い。

すべてがお稽古。

 

う~~ん

 

総合芸術ですよ。

 

今回はまとまらない話を書きまして、

失礼しました。>_<

 

 

yamayachado.wixsite.com

 

 

 

独坐大雄峰

f:id:My-tea:20210110210138j:plain

今日は好きな禅語です

 

昨日も少し書きました。

 

独坐大雄峰

 

 

ひとりの僧が百丈懐海禅師

(ひゃくじょうえかいぜんし)

に向かって、

「この世の中でもっとも素晴らしい物は

なんですか?」

と聞きました。

懐海和尚が

「ここ百丈にドカッと座っている事だ」

と答えました。

 

お金でも地位でも名誉でもない

自分がここでこうして生きている事が

不思議なことなんだ と

 

この禅語は碧眼録第26則にあります。

 

なかなか自分の置かれた場所に

感謝する事がないですが、

 

今生きている、

一緒に笑ってくれる人がいる、

住む場所がある、食べるものがある。

そう言う日常に改めて、

ありがたいなと思う心を

思い出させてくれる言葉です。

 

床の間にかかっている軸の言葉を

お稽古の時に先生に聞いてみて下さい。

 

心に訴えて来る言葉に会えますよ。

 

 

yamayachado.wixsite.com