お茶で綺麗道

茶道を通して英語と綺麗を磨きましょう

お茶事です

懐石道具です。

炉壇

干菓子 諸江屋の唐松せんべい

水屋での御敷

これも干菓子としてお出しした、イースターのチョコレートです


桜も散り、新緑のいい匂いがあちこちで香り始めています。

炉も今月で最後、裏千家では透木釜になります。

透木釜でお茶事をしました。

 

生徒さん達、お茶事が初めてな人はお客様。

水屋、半東を経験してもらいたい人達、

それぞれ役を決めて、本番

総合準備は私です。(^^;)

 

数週間前から、大まかな設定をしまして、

いつものように、前日までやる事はぎっしり。

あらゆる場面を想定して準備をします。

ここでいつも書いているように、お花なんですよ。

肝心なお花がこの日に咲いているものが寂しくて、困りました。

と言いながらお花の写真がなくてごめんなさい。

 

当日は朝からやる事を淡々とこなして行かないと、あっという間に

皆様が到着されてしまいます。

 

ここから先は待ったなし!

以前書いたように、ドラマの名セリフ、”私失敗しないので” を

心に唱えながら行いました。(^^;)

お茶事の時はいつも事故やケガを心配します。

生徒さん達、慣れない事をしないといけません。

慌ててしまうんですよ。なんでも体験ですが、

注意を怠らないようにしています。

 

写真を撮ろうと持ったのですが、

そのヒマが...。

今回は生徒さん達が撮ってくれた水屋用です、少しでも

雰囲気を共有してくれると嬉しいです。

今回用意しました、主菓子は、美濃忠さんの初がつおです。

写真ないわぁ。(^^;)

2度続けてお茶事をしまして、

もう1席は手作りのお菓子を出させてもらいました。

 

毎回大変な思いをしますが、このおかげで、

準備、段取り、勉強になります。

孫のお稽古

孫とお稽古です。

嫌がらずに私と一緒にお稽古してくれます。

勿論お菓子は大事です

「これ食べようね」と言ってお菓子を見せて、

じゃぁお茶いただきましょう。 と (^^;)

 

若い人がお茶を始めるきっかけで

お祖母ちゃんがお茶をしていた。

お祖母ちゃんの家でお茶を飲んだ。

など。

わりとよく聞く理由なんです。

子供の頃にお茶に馴染みがある人は

大きくなってまたお稽古をしようと

思ってくれるんですね。

あの時食べたお菓子の味 の方を

よく覚えているようですが、

それでいいんです。

 

この孫を大相撲にも誘って、

一緒に行きました。

大きくなったら、お祖母ちゃんの家で

お茶のお稽古をした、

一緒にお相撲も見に行った って

覚えていてくれるかしら?

風が強いですね。


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遅ればせながら、

我が家の梅が咲きました。

花をつけている枝は少なくて、

この先大丈夫かしら?と思ってしまいます。

土佐みずきは今年も元気に咲きました。

嬉しかったのが卜半です。

このブログで何回か書いていますが、

卜半好きなんです。❤️

うちに根付いてくれて、

とうとう花をつけてくれました。

嬉しい嬉しい❣️

 

お花は幸せにしてくれますね。

いよいよ桜が開花します。

 

今月下旬にオーストラリアからの旅行者が

茶道体験に我が家にやって来ます。

毎回ありがたい事に盛況で、皆様に喜んでいただいています。

自分で言うのもおかしいですが、本当に珍しいツアーです。

一介の茶道教室に旅行者が見えます。

これを企画したのは友人の旅行会社ですが、

市井の家に行って、体験するなんて。

もし私が、外国へ旅行に行き、

普通の住宅に招かれて、その人達と一緒の時間を過ごすツアーが

あったら面白いなぁと思います。そこでその国の文化が

学べたら余計に楽しいですよね。

皆様とても喜んで下さって、私も嬉しくなります。

有名なホテルには茶室があり、茶道体験もできますし

京都でも茶道体験はいくらでもあると思いますが、

アットホームな感じにはならないのでは。

 

これを考えた友人の旅行社 さすがです。

このブリスベンの旅行会社の企画はよく考えられていまして、

他にも面白いツアーがあります。

いつも予約でいっぱい。

 

私は頑張るだけです。>_<

一期一会ですね。

 

 

 

 

静嘉堂文庫

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www.meijiyasuda.co.jp

岩崎家のお雛様❣️

昭和に入ってからのお雛様でしたから

どれも綺麗に残っていて、

木目込み人形で可愛らしかったです。

愛らしいお顔でいつまでも眺めていられます。

 

静嘉堂文庫と言えば「曜変天目茶碗」

テーマはお雛様でしたが、

ありがたい事に、お茶碗は展示してありました。

あの輝き ですよ。

数年前にサントリー美術館で見た以来です。

フエルトでできた曜変天目のぬいぐるみ?も売店にありました。(^^)

アイディアですよね。

 

明治生命館も見学して来ました。

戦前戦後の歴史を見て来た建物ですよね。

昭和9年完成、戦後GHQに接収されました。

当時最新の建物だったという事がわかります。

 

皇居のそばだったために焼けなかったんでしょうか。

残ってよかったです。

未だに現役です。お仕事していらっしゃる方がいるので

静かに見学します。

 

東光庵

東光庵内部です

帝国ホテル内にある茶室、東光庵です。

www.imperialhotel.co.jp

お茶友さん方と見に行って来ました。

ホテルが立て替えられるとの事で、そっくり移築されるでしょうが、

その前に、と お上りさん気分でお茶を一服楽しんで来ました。^_^

担当されていらっしゃった人も裏千家の方達で、

同流の内、楽しくお話させて頂きました。

さすがに一流のホテルのお茶室ですね。

こう言ったところを借りてお茶会を開く方々も

いらっしゃるんですよねぇ.......。

織田有楽斎 

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サントリー美術館織田有楽斎展へ

行って来ました。

 

織田信長の弟で、茶人です。

戦国時代を生き抜いた1人ですよねぇ。

有楽流のお席に入った事があります。

千家と違い、武家のお茶ですが、

流派の違うお茶のお点前を見るのは

とても勉強になります。

 

こちらの展示物はとても人間味があって、

楽しかったです。

有楽斎の孫の消息(手紙)や遺言など

その時代を一生懸命生きていたんだわぁと

感じました。

3Dや見取り図などで

如庵内がよくわかりました。

窓が沢山あって、室内が明るいお茶室です。

 

今でこそ、何々流とその祖が

点前や道具に違いや個性を出したりした、

オリジナルを確立したものを受け継いで

来ましたが、あの頃は決まってはいなかった

でしょう。

皆それぞれ工夫を凝らして、お客様を

茶室でもてなしていたんだと思います。

 

今月はEテレの趣味どきっ!で

籔内流を紹介しています。

こちらも楽しく見ています。

 

上巳の節句

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お雛祭りでした。

3月です。三寒四温でだんだん

暖かくなって来ます。

 

うちには女の子はいなかったので、お雛様を飾る事が

なかったんですよ。私のは小さいケース入りで

実家にずっとあったんですが、ケースが壊れて母が処分して

しまいました。😞

 

今日のお軸は「一花笑春風」いっかしゅんぷうにえむ です。

春のお軸です。

 

春になると思い出す在原業平の詩

世の中に耐えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

 

昔の人も桜の花に心奪われていたんですね。